アストラサナ・ジャパンでは、日本アニマルCBD協会の協力のもと、新しい連載コンテンツ「茂木千恵獣医学博士監修|ペットとCBDのやさしい教科書」をスタートします。
ペットとCBDについて調べると、さまざまな情報が見つかるようになりました。
一方で、
「ペットにCBDを使っても大丈夫?」
「どのような研究があるの?」
「犬と猫で違いはある?」
「病気の治療に使えるものなの?」
など、飼い主の皆さまにとって判断が難しい情報も少なくありません。
そこで本シリーズでは、日本アニマルCBD協会が蓄積してきた学術的な知見を、一般の飼い主の皆さまにも分かりやすい形でお届けしていきます。
なぜ「やさしい教科書」を始めるのか
CBDは、ペットの健康やQOLを考えるうえで研究が進められている成分の一つです。しかし、期待される可能性だけが先行してしまうと、「CBDなら何にでも使える」といった誤解につながる可能性があります。反対に、十分な情報がないために、CBDについて正しく知る機会そのものが少ないという課題もあります。
大切なのは、
「現在、何が分かっているのか」
「何がまだ分かっていないのか」
「使用する場合、何に注意すべきなのか」
を一つずつ理解することです。
「ペットとCBDのやさしい教科書」では、研究や専門的な内容をできるだけ平易な言葉に置き換えながら、CBDについて正しく考えるための基礎知識を継続的に発信していきます。
監修は、獣医行動学の専門家であり、日本アニマルCBD協会 学術顧問を務める茂木千恵獣医学博士です。
第1回は「犬のアトピー性皮膚炎とCBD」
シリーズ第1回では、「犬のアトピー性皮膚炎にCBDは使える?」をテーマに取り上げます。
犬のアトピー性皮膚炎は、炎症だけではなく、痒み、感染、皮膚バリア、掻き壊し、ストレスなど、さまざまな要因が複雑に関係する疾患です。近年、この領域で研究されているのが、皮膚にも存在するエンドカンナビノイドシステム(ECS)とCBDの関係です。
今回の記事では、
・犬のアトピー性皮膚炎とは
・皮膚にも存在するECSとは
・CBDと炎症・痒みに関する研究
・犬を対象としたCBDの臨床研究
・使用する際に知っておきたい安全性
・標準治療の中でCBDをどう考えるべきか
について、現在までに報告されている研究をもとに解説しています。
一部の研究では、CBDまたはCBD/CBDAを含む製剤による掻痒の軽減が報告されています。一方で、皮膚病変そのものへの効果については研究結果が一致しておらず、現時点でCBDは犬のアトピー性皮膚炎に対する標準治療ではありません。
だからこそ、「効く・効かない」だけで判断するのではなく、現在の研究ではどこまで分かっているのかを正しく知ることが重要です。
本記事では、期待される可能性だけではなく、研究の限界や安全性についても紹介しています。
▼ 第1回を読む
犬のアトピー性皮膚炎にCBDは使える?皮膚のECSと炎症・安全性を獣医師が解説 – アストラサナCBDメディア
これからの「ペットとCBDのやさしい教科書」
本シリーズでは今後も、犬・猫とCBDについて、研究や臨床知見をもとにさまざまなテーマを取り上げていく予定です。
CBDの基本的な知識から、皮膚、関節、シニアケア、行動、神経領域、安全性、製品の選び方など、飼い主の皆さまが「知りたい」と感じるテーマを一つずつ分かりやすく整理していきます。
ペットは、自分で製品を選ぶことができません。
だからこそ、飼い主の皆さまが情報を正しく理解し、必要に応じて獣医師などの専門家と相談しながら判断できることが大切です。
「ペットとCBDのやさしい教科書」が、愛犬・愛猫の健やかな毎日を考えるための一つの情報源となることを目指して、継続的に発信してまいります。
監修:茂木 千恵 獣医学博士
日本アニマルCBD協会 学術顧問
※本シリーズは、ペットとCBDに関する学術情報を分かりやすく紹介することを目的としています。特定の疾患に対する治療効果や特定製品の効果を保証するものではありません。ペットの疾患や治療については、かかりつけの獣医師にご相談ください。



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