2026年9月16日、東京・浅草のエリールにて、「獣医師×オーナートリマー サロンでの“困った”を科学で紐解く―これからのサロンケア」をテーマとした対面セミナーが開催されました。
本セミナーでは、獣医師・博士(獣医学)の茂木千恵先生、オーナートリマーの山本様を中心に、動物行動学の視点から、日々のサロンワークやペットケアの現場で見られる犬の行動について考えました。
アストラサナ・ジャパン株式会社は、日本アニマルCBD協会の活動の一環として本セミナーに協力・参加しました。
「困った行動」だけを見ない
今回の大きなテーマの一つが、目の前の行動だけで犬を判断しないことです。
吠える、逃げる、固まる、嫌がる、噛もうとする。
こうした行動だけを「問題」と捉えるのではなく、その前に何があったのか、その後に何が起こったのかを整理する「ABC分析」について、実際の事例や動画を交えながら学びました。
また、犬が「まだ受け入れられる状態」から「もう無理」という状態へ移る境界である「閾値」についても解説され、限界まで我慢させるのではなく、小さなストレスサインに気づき、工程を短くする、刺激を弱める、休憩を入れるといった対応の重要性が共有されました。
サロンやケアの現場は「動物福祉の最前線」
セミナーでは、すべての工程を最後まで行うことだけが良いケアではなく、その日の動物の状態に応じて「今日はここまで」と判断することも、動物福祉と次回以降の安全なケアにつながるという考え方が紹介されました。
日々ペットと接し、小さな変化に気づくことのできるグルーマーやトリマーをはじめとする動物福祉関係者は、まさに「ペットとつながる最前線」にいる存在です。
CBDも、ケアの選択肢のひとつとして
今回のセミナーでは、CBDを「吠える犬に使う」「落ち着かない犬に使う」といった形で行動そのものに結びつけるのではなく、まず動物を観察し、その背景を考え、必要に応じて獣医療や専門家につなげたうえで、補助的なケアの選択肢のひとつとして考えることが紹介されました。
参加者の皆さまには、実際に製品を手に取っていただく機会として、ペット用CBDブランド「Cansuna」のスターターキットを無償で配布しました。
CBDオイルをはじめ、バーム、デンタルジェル、イヤードロップなどを実際に見て、触れていただき、今後、使いやすさや日常のケアへの取り入れやすさについて率直なご意見をいただく予定です。
正しい知識を、現場へ
アストラサナ・ジャパンでは、日本アニマルCBD協会とともに、CBDそのものを普及させることだけを目的とするのではなく、まず動物を理解し、その子に合ったケアを考えることを大切にしています。
そのうえで、科学的な情報に基づき、CBDについても適切に理解し、必要な場面で選択肢のひとつとして検討できる環境づくりを進めてまいります。
この度ご登壇いただきました茂木千恵先生、山本様、TAROIMOスタッフの皆さま、当日の運営・製品説明等にご協力いただきました株式会社SAB Japanの皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。
今後も、動物福祉に携わる皆さまと連携しながら、正しい知識の普及・啓発に取り組んでまいります。


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