【スイス】Astrasana Holding AG、CannaTrade 2026に出展|スイス医療用大麻市場の現在と、2022年法改正後の新たな展開

2026年5月29日から31日まで、スイス・チューリッヒのHalle 622にて、欧州有数のヘンプ・カンナビス関連見本市「CannaTrade 2026」が開催されました。

CannaTradeは、スイスで長年開催されてきた国際的なカンナビス関連イベントであり、2026年は25周年の節目となる開催でした。会場には、医療用大麻、CBD製品、栽培技術、分析、薬局、患者支援、ウェルネス関連企業など、スイス国内外の関係者が集まりました。

今回、Astrasana Holding AGは、evidena Care、Rosengarten Apotheke AG、Swiss Bio Pharma AGなど、スイスにおける医療用大麻領域のグループ各社・パートナーとともに共同出展いたしました。

目次

CannaTrade 2026について

CannaTrade 2026は、スイス・チューリッヒで開催された欧州有数のカンナビス関連見本市です。

会場では、CBD製品、医療用大麻、栽培・抽出・分析技術、薬局ネットワーク、患者支援、ウェルネス製品など、幅広い分野の企業・団体が出展しました。

特に2026年の開催では、医療用大麻に関する展示や情報発信が目立ち、スイスにおけるカンナビノイド市場が、ウェルネス領域だけでなく、医療・薬局・製薬領域へと広がっていることが印象的でした。

Astrasana Holding AGの共同出展について

Astrasana Holding AGはGoldスポンサーとして、evidena Care、Rosengarten Apotheke AG、Swiss Bio Pharma AGなど、スイスにおける医療用大麻領域のグループ各社・パートナーとともに共同出展いたしました。

各社は、医療用大麻、薬局での提供体制、患者支援、製品開発、品質管理、カンナビノイド関連製品の流通など、それぞれ異なる専門性を有しています。

Astrasanaグループとしては、スイスを拠点に、医療用大麻、CBD・カンナビノイド製品、薬局ネットワーク、品質管理、国際展開を含む幅広い事業に取り組んでいます。

今回の共同出展は、スイス国内における医療用大麻の制度整備と市場発展を背景に、医療・薬局・製品開発・品質管理を横断する取り組みを紹介する機会となりました。

スイス医療用大麻市場の現在

CannaTrade 2026で特に注目されたのは、医療用大麻に特化した「メディカルパビリオン」です。

スイスでは、医師、薬局、製薬関連企業、患者支援団体などが連携し、医療用大麻を単なる嗜好品やウェルネス製品ではなく、医療制度の中で管理・提供される治療選択肢の一つとして位置づける動きが進んでいます。

スイス医療用大麻市場の特徴は、患者アクセスの改善と厳格な管理体制の両立にあります。

医療目的の大麻およびカンナビノイド製品は、医師の判断、薬局での提供、品質管理、トレーサビリティ、用途管理などの枠組みの中で扱われています。

そのため、スイスでは医療用大麻を単に「自由化」するのではなく、医療制度の中で適切に管理しながら活用する方向へ進んでいるといえます。

2022年のスイス医療用大麻法改正

スイスでは、2022年8月1日に医療用大麻に関する重要な法改正が施行されました。

この改正により、医療目的での大麻およびカンナビノイドの使用について、従来必要とされていた連邦公衆衛生局による個別の例外許可が不要となりました。

これにより、医師の判断に基づく処方が可能となり、医療用大麻は、より通常の麻薬管理制度の枠組みの中で扱われるようになりました。

一方で、スイスの制度は単なる規制緩和ではありません。

医療目的の大麻は、栽培、流通、処方、薬局での提供に至るまで、品質管理、トレーサビリティ、盗難防止、用途管理など、厳格な管理体制のもとで運用されています。

このように、スイスの医療用大麻制度は、患者アクセスの改善と高い品質管理水準を両立させている点に特徴があります。

日本市場に向けたアストラサナ・ジャパンの取り組み

日本においても、カンナビノイド医薬品、CBD・CBG原料、健康食品、化粧品、ペットウェルネス領域をめぐる制度整備と品質管理の重要性は年々高まっています。

アストラサナ・ジャパンでは、スイス本社グループの知見と国際的なネットワークを活かし、日本市場における法令遵守、第三者機関による分析、品質管理、適正な情報提供を重視しています。

今後も、CBD・CBG原料の輸入・卸、OEM、製品開発、人と動物のウェルネスに関わる製品提供を通じて、安心して選べるカンナビノイド市場の形成に取り組んでまいります。

関連情報

CannaTrade 2026の現地レポートは、CBD Library for Bizでも紹介されています。

掲載記事:
カンナトレード2026』現地レポート|25年の歴史が映し出す、スイス独自の大麻市場
公開日:2026年6月17日
媒体:CBD Library for Biz

スイス医療用大麻法改正に関する主な公的情報:

Swissmedic
2022年7月11日公表
2022年8月1日より、医療目的の大麻に関する麻薬法上の禁止が解除され、医療目的の大麻はリストdからリストaへ再分類。

スイス連邦公衆衛生局
2022年8月1日以降、医療目的の大麻およびカンナビノイド使用について、従来の個別例外許可は不要。

※本記事は、スイスおよび欧州における医療用大麻・カンナビノイド関連産業の動向を紹介するものであり、日本国内における違法薬物の使用、所持、栽培、売買等を推奨・助長するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次