経営チーム紹介

アストラサナ・ジャパン代表取締役

吉田智賀子
アストラサナ・ジャパン代表取締役

アストラサナ・グループ共同創設者・取締役

約15年間にわたり、テロ情勢分析及びテロ対策専門家として、外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)に勤務。日本政府の国際協力(ODA)プロジェクトや国際機関連携事業では麻薬対策を含むテロ対策支援を担当し、幅広い国際経験を積んできました。
2018年、英国のCBDベンチャー企業にて日本市場のコンサルタントを務め、2019年にアジア統括ディレクター、2021年には同社日本子会社を設立し代表取締役に就任しました。
2022年9月、スイスの医療用大麻法改正を契機とし、アストラサナ・グループの共同設立者・取締役として参画。2023年3月には日本法人を設立し、代表取締役として、日本市場における事業開発とビジネス拡大に取り組んでいます。
My Personal Story – 私がこの道を選んだ理由

国際機関での経験

私は約15年にわたり、日本政府や国際機関で人々の安全保障分野に携わってきました。パキスタン駐在では、テロ対策支援専門家として、アフガニスタンとの国境における麻薬や武器の密輸、人身売買、テロリストの越境といった課題の解決に取り組みました。麻薬対策の現場では、アフガニスタンから密輸されるケシ由来の違法薬物(アヘン等)への対応も重要でしたが、特にアフガニスタンとパキスタンでは大麻樹脂(cannabis resin/ハシシ)の押収量が世界的に突出しており、その規制の在り方については国連機関およびパキスタン政府との間でも議論が行われていました。それと同時に、私はパキスタン政府が農業改革および経済活性化の一環として、ヘンプ産業や医療用大麻に関する新たな見直しを進める姿も目の当たりにしました。

個人的な体験

2013年頃から、欧米諸国では大麻由来の医薬品を用いた患者や家族が、てんかん発作の軽減やがん腫瘍の縮小といった体験を語り、正しい理解を広める活動を行っていました。私はこうした映像を見るたびに、自分自身の経験を重ねずにはいられませんでした。1993年、当時14歳だった末の弟が白血病を発症し、私はドナーとして骨髄移植を行いました。しかし残念ながら16歳で再発し、17歳の誕生日を迎えた直後に命を落としました。最後まで強い副作用に苦しむ姿を思い出しながら、「もしCBDなどのカンナビノイドが選択肢として利用できていたなら、最後の時間を少しでも穏やかに過ごせたのではないか」という思いが強くなっていきました。

私の決意

私はこうした国際的な動向と個人的な経験を通じて、「不法なものを規制するだけではなく、合法なものを正しく推進していくことの重要性」 を強く意識するようになりました。各国の法制度に応じて、安全かつ正しく活用できる仕組みを整えることが、今の時代に求められていると考えたのです。そして私は、日本の法制度に則ったCBD関連商品を提供しながら、その科学的根拠や国際的な規制動向を含めた正しい知識と理解を社会に広めていくことが使命であると感じました。2025年、法改正が施行され、日本国内でも医療用製剤の治験や研究、そして法整備が進んでおり、近い将来、医療現場での活用が現実になると期待されています。これは単なる市場拡大の話ではなく、患者とそのご家族にとって新しい選択肢が生まれ、QOL(生活の質)の向上につながる大きな一歩だと考えています。

これからの使命

私が目指すのは、単に製品を届けることではありません。厳格な規制に則った安全性と、国際基準の品質、そして透明性を持つCBD関連製品を、日本における新しい「安心できる選択肢」として定着させることです。さらに、人と動物の双方に寄り添った研究や開発を進め、医療・ウェルネス・ライフスタイルのあらゆる領域で貢献できる未来を築いていきたいと考えています。

その先にあるのは、「大切な存在と少しでも長く、健やかに過ごせる時間」を社会全体で実現していくこと。

アストラサナ・ジャパンの活動を通じて、一人でも多くの患者とその家族、そしてペットがQOLを高められるようにーかけがえのない日々を、より豊かにー国際社会での経験と個人的な想いを重ね、私はこの道を歩んでいます。

アストラサナ・グループ|経営陣・共同創業者

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イヴ・アントニアッツィ
アストラサナ・ホールディングAG代表
アストラサナ・グループ代表創設者

アントニアッツィは2017年より、ヨーロッパを代表する大麻関連企業にて、サプライヤーとの関係構築、物流管理、事業拡大に従事し、業界での豊富な経験を積んできました。
その後、アストラサナグループを設立し、現在は主に企業ネットワークの拡大、新たな戦略的提携の推進、国際的プロジェクトの開発に注力しています。
トマス・リスカ教授
アストラサナ・チェコ/Releaf代表
アストラサナ・グループ共同創設者

リスカ博士はフルブライト奨学金の受給経験を持ち、プラハ経済大学CEMSビジネススクールの教授を務めています。20年以上にわたり大麻研究に従事し、特に患者治療の分野で豊富な実績を積んできました。
チェコ政府のブレーンとして法規制や制度整備にも関与しており、政策面からも産業発展に寄与しています。
サム・マラック
アストラサナUK/AST Commerce代表
アストラサナ・グループ共同創設者

マラックは、もともとロンドン・SOHOで5件のレストランを経営していた起業家であり、飲食業界で培ったマネジメント力と事業拡大の手腕を持ちます。その後、大麻業界へ転身し、英国の大麻企業にて従業員数を5名から60名へと拡大させる成長に大きく貢献しました。現在も英国および欧州における主要顧客の獲得に注力し、強固な市場基盤を築いています。

アストラサナ・グループ|アドバイザー

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サンドラ・ブルックナー
アストラサナ・アニマルヘルスAG社長
ミロスラフ・スミダ
アストラサナ・リサーチ取締役

ベルンハルト・ソルグ博士
アストラサナ・ホールディング取締役/医師

ジュゼッペ・プレバー二博士
グローバル・チーフ・メディカル・オフィサー


イヴァン・ミハイロビッチ博士
取締役会/薬剤師

アストラサナ・ジャパン/グループ|国際事業メンバー

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坂元菜穂
国際事業開発部長(日本担当)
松下俊裕
営業部長(日本担当)
クララ・パラタ
ロジスティクス部長
トーマス・ハナック
クリエイティブ・ディレクター
Releaf.s.r.o.共同設立者
マルティナ・フォートネロヴァ
倉庫マネージャー

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