CBD(カンナビジオール)とは、産業用ヘンプ(麻)に含まれる主要な植物由来成分の一つです。
ヘンプに含まれる「カンナビノイド」と呼ばれる成分群の中でも、THC(テトラヒドロカンナビノール)と異なり、精神活性作用(いわゆる「ハイ」になる作用)を持たないとされており、世界的に研究・利用が進んでいる成分です。

現在、食品原料や化粧品原料としての利用を目的とした製品開発が進んでおり、企業や研究機関による用途探索も活発に行われています。
本製品は、スイス国内においてTHC除去技術に精通した専門工場にて製造されており、複数回の再結晶化を通じてCBD純度99%以上・THC 10ppm(0.001%)以下を実現しています。
原産国:スイス
主原料:スイス産無農薬栽培ヘンプ
色:視認的に純白に近いわずかに乳白色の微細結晶
におい:無香性。特有の風味や香りを一切持たないため、さまざまな製品に応用可能
粒子径:850μm(マイクロメートル)以下に均一化された微粒粉末。混合性・溶解性に優れ、加工適性が高い
規格目安:CBD 99%以上、THC 10ppm (0.001%)以下
アイソレート(Isolate)とは、特定のカンナビノイド(例:CBD)のみを抽出・分離し、再結晶化によって高純度化された結晶状の原料です。かつてはその見た目から 「クリスタル」や「結晶」 と呼ばれることもありましたが、現在は「アイソレート」という名称が一般的に用いられています。
CBDアイソレートは、産業用ヘンプから抽出されたCBDを、複数の工程で精製し、不純物を取り除くことでつくられます。
製造プロセスの一般的な流れ
- 抽出:ヘンプからCBDを含む粗抽出物を取り出す
- 蒸留・分離:不要なワックスやクロロフィル、他のカンナビノイドを除去
- 再結晶化:CBDを結晶化させ、純度を高める工程を複数回実施
- 乾燥・粉砕:結晶を乾燥させ、粒子を均一化した微粉末に加工
この再結晶化と乾燥工程を繰り返すことで、アイソレート純度99%以上・THC 0.001%以下(10ppm以下)という高い品質が実現されます。
アストラサナが提供するCBDアイソレートは、Swiss Certified Cannabis (SCC)認証を取得したスイス国内の無農薬栽培農園からのヘンプ原料のみを使用しています。
スイスにおいてTHC除去技術に精通した専門工場にて製造されており、複数回にわたる再結晶化工程により、単一カンナビノイドの純度は99%以上に到達した、香りや風味がない無味無臭のクリスタル原料です。
アストラサナ・ジャパンは、2024年12月に施行された日本の新制度(THC 10ppm〈0.001%〉以下)に完全準拠しており、輸入前に厚生労働省指定機関にてTHC分析を実施、関東信越厚生局麻薬取締部による確認のもとで正式通関された原料のみを提供しています。
日本法準拠の信頼性を両立したこのアイソレートは、食品・化粧品・サプリメントなどの製品開発に最適であり、B2B向けOEM・PB商品への活用にも広く対応しています。